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新たな景気指標模索する1年に

「コア技術」に焦点当てた取材に力点

 2015年が明けた。年頭に立つのは、「旧き」を清算し「新しき」を迎え入れる準備をする機会であり、毎回のことながら、清々しさが漂う。
 JIMTOF開幕日に行われた暦年の工作機械受注総額1兆4千500億円への上方修正は、現在の生産財マーケット全体の力強さを端的に示すものと捉えている。「両極化」が目立ち始めた、との指摘もあるが、相次ぐ受注増は、各社の生産体制の再構築を促し、人材教育を含めて、それらの加速を促している現実は否定できない。
 「回復」がどの程度進んでいるかについて、昨年までは、常に「リーマショック前、そして後」と比較して行われてきたが、今年からは「リーマン」という言葉と離れて、「景気」が論じ始められるような気がする。つまり「リーマン」と決別すべき時期を迎えたということを強調したい。
 世界で伍していくためには、国内外の市場を精査して、すべき「競争」を追求し、強みをより、活かして技術を蓄積し、他社にないノウハウを積み上げていくことを「当たり前」とし、無駄な「競争」を排除していく事が肝要だ。  今年は各社の営業的な動きのみならず「コア技術」を吟味しつつ、いっそう伸長させる契機となるような取材活動を展開できるようにしていきたい。他社から容易に「盗めない」技術的な内容にまで踏み込んだ取材によって、現場と読み手を刺激できるような紙面構成を追求していきたい。
 工作機械メーカー、工具メーカーというジャンル別での取材は「総論」は成り立っても「各論」に入り込めない、デリケートな動きが、水面下で活発になり始めているからで、「守秘義務が伴うものは別にして」取材の「深化」は避けて通れず、顧客へのアピールとしても、納期や価格だけでは「参入」できない分野の中で、特に日本や先進国を中心に浮揚しつつある点に、分け入っていきたい。
 象徴的には「できなかった加工ができるようになった」事例になるだろうが、積極的に応じてくれる現場を「発掘」して、掘り下げた取材をひとつずつ、積み重ねられるよう、準備していく段階に入った。
 たとえば、航空機分野の加工に焦点を当てていくことは、それ自身、技術力の進捗を測る尺度であり、現場から紡ぎ出され、発せられる「言葉」に耳を傾け、文字に置き換えていく作業は、日本市場をメインに取材活動する者にとって、喜びでもある。
 単なる今年の市場動向は読めない。ただ、安倍政権の続投によって、設備投資を促す政策への期待は膨らんだことだけは指摘できる。市場で自らの技術がいっそう高い段階で試されることが望ましい。

UMモールドフェア~アフターJIMTOF~開催

「モノづくりDNAを未来へ、世界へ」

2014年に開催された「JIMTOF2014」に出展の最新鋭工作機械・機器が、1月30日(金)・31日(土)の2日間、インテックス大阪5号館で開催される『第7回 UMモールドフェア』《主催・植田機械、後援・(一社)日本金型工業会、(一社)金型協会、近畿鍛工品事業協同組合》に勢揃いする。今回の同フェアは、植田機械の「創業50周年」記念展ともなり、また植田修平社長にとっては一昨年8月の就任後、初の開催となるだけに、一層、力が入る。見どころと意気込みを植田社長に聞いてみた―
 社長就任後初のフェア開催への意気込みを。
 「実は、特別な気負いなどは、あまりありません。といいましょうか、そのように育ててもらったからかもしれませんが、営業マンだった当時から『想い』としては何も変わりません」
 その、想いとは。
 「これだけのメーカーさまに出展いただき、本来であれば満足せず、もっともっと上を目指すべきとの考えもありますが、JIMTOF期間中とは違い『ゆっくり見られる』、『営業マンが寄り添い、逐一説明してくれる』、『ココであればジックリと話し込むことができる』といった、お客さまの言葉が近畿圏から聞こえてくれば、我々の目標、意図としては『成功』なのかな、との想いです」
 目標や成果は決して数字ではないと。
 「過去6回なら6回分の、結果的に『実』になっているし、前回からの2年間に、このフェアがきっかけになった新たな展開もあります。しかし数値目標を立ててとなれば、また意図が違うような気がします。と、今さらながら、この話の流れで『あっ?そうやったな!』という感じですから(笑)」
 それはオープンフェアというスタイルにも表れています。
 「まずはお客さまにご覧いただきたい、がオープンフェアを呼応している理由です。でも、やはり『植田機械の展示会』ですよね・・・。海外のように本当にオープン的にはなかなか変われない(業界的に)とは思いますし、将来的には分岐点があるかもしれませんが、せっかくここまで芽吹いているのなら、根を張っていくためにこのスタイルで、どのように花を咲かせていくのか、いろいろなアクションを考えています」
 アフターJIMTOFとして。
 「2014年展では、例えばソディックの金属3Dプリンタが、ごった返して見られない。せっかく交通費を使って東京まで見に来たのに満足に見られなかった・・・で、『今回も(UMモールドフェアを)やるんやろ?』と、よく存じ上げているお客さまに聞かれて、『ハイ、やりますよ!』とお答えするというような場面が、結構ありました」
 今回のフェアでの見どころとなるのは。
 「今回は出展機もさることながら、基調講演の聴講で2日間ともご来場いただきたいとの思いがあります。初日は日産自動車の清水圭さまにお願いしました。我々としては非常に背伸びをしているところもありますが、世界を股にかける大手企業の見解について、さまざまな説明をいただきます。2日目は、京都の会社、クロスエフェクトさまの竹田社長に講演いただきます。このように、大手からの『本来はこうなんだ』という話、そして中小の規模から狙うグローバルな話と、大手と中小の両局面から、2日間組んでいます」
 では最後に、常々口にされる「組織力」について。
 「我々は実行委員会なども特に設置しておらず、ひとりひとりが理解したなかで動いています。それだけに、こういったフェアの開催は組織力を高めるのには、非常に良いステージだと思います。我々は商社なので人材力・組織力がすべて。『戦力』、『戦略』、そして『闘争心』が大切。中でも最も大事なのが3番目の闘争心です。わたしを含めた人材力のアップを模索し続け、夢でいけば、100年につなげる企業になりたいと思っています」
本紙より一部抜粋

ニュース

  • 新M工場での見学会の様子

    大阪工機 新M工場披露プライベートショー

     大阪機工は、12月5・6日の日程で本社・猪名川製造所において、新M工場のお披露目を兼ねたプライベートショーを開催した。
     初日の開会式で挨拶に立った井関博文社長は、まず「1年半ぶりの本社・猪名川でのプライベートショーとなった。74年ぶりに建て替えた新M工場は、国内での生産能力は2割アップ、横形機は5割アップの増産が出来る体制が整った。設備更新により品質面での向上と工期短縮が実現した。工場の見える化や、太陽光パネル・照明のLED化など環境面にも配慮した」次に「我々にとっては最新鋭の工場であり、工場というのは営業の最大の武器であるから、新M工場のものづくりの現場を直に見てもらい、理解を深めてもらうことに大きな意味がある」さらに、今回のテーマについて「アフターJIMTOFと銘を打ち、先般の多数の引き合いを繋げていきたい」と語った。
     今後の事については、「来年は100周年という節目を迎える。実直にものづくりを続ける伝統、絶え間ない技術革新という2つの原点に立ち返ることでお客様に信頼を頂きたい」との事。
     最後に、「今日は大変寒い1日になると思うが、会場は暖かい追い風が吹いていると思いたい。JIMTOFでの熱気を持ち込んで頂いて活発な商談をお願いしたい」と語り、開会の挨拶とした。
     新M工場内に特設された展示会場では、協賛メーカー他、同社の立形・横形マシニングセンタなどがズラリと並び、横形マシニングセンタ「MCH5000R」や立形マシニングセンタ「VM660R」は、タンガロイ・住友電工ハードメタル・サンドビックなどの工具を用いて重切削実演が行われ、来場者が身を乗り出して切削の様子を熱心に見学する姿が見られた。
     定期工場見学も行われ、新M工場(加工・組立)→P工場(組立)→V工場(組立)→W工場(組立)→S工場(研削)というルート。加工・組立てから研削エリアまで見学する事ができ、恒温エリアでは温度を自肌で感じられた。見学ルートの中では、売れ筋のRシリーズの立形マシニングセンタ「VM43R」・「VM53R」の2台が出荷を待つ状態で置かれ、M工場とW工場に展示されていた大型横形マシニングセンタ「HM1600」などは、特に注目を集めていた。
     大きな工場と、数多くの大型機のインパクトで、「重切削、高剛性の百年品質のOKK」を実感することが出来たプライベートショーだった。
     尚、同社は2月13・14日の2日間の日程で、OKK東京テクニカルセンターにおいて、東日本プライベートショーを開催する。

インドにテクニカルセンターを開設 シチズンマシナリーミヤノ

 シチズンマシナリーミヤノは、インドのバンガロールにテクニカルセンターインドを設立した。2014年11月21日にはインド代理店などの主要関係者を招待し、開所式を開催した。
 今回のテクニカルセンター設立により、ユーザーと直接のコミュニケーションを図り、ダイレクトマーケティングによるインド固有のテクニカルノウハウを確立し、技術支援体制の構築によるインド市場での競争力を強化する。

インタビュー

石川工具研磨製作所 石川直明新社長

 営業の一線で活躍していた石川直明氏が今年1月から社長に就任する。
 「20歳で入社し、今年で18年目になる。皮切りは工具研磨の仕事。当時、再研磨業はNC機を駆使していく『前夜』であり、NC機を設備していること自体が営業につながった時代だった。当社も汎用機が大半だったが、牧野製のNC機をすでに設備していた」そうだ。
 ドリル、エンドミルの再研磨が主体で、エンドミルではスクエアの底刃の再研磨から入り、精度を要するボールの外周やR部分に挑戦していった。
 「ユーザー先では、すでに再研磨を外注に出して活用していたが、肝心なことは『精度の追求』の観点。NC機を駆使していけるようになれば、手で覚えた『感覚』をベースに、繰り返しの精度安定で差別化を図ることが可能になる」。
 再研磨業で、競争が激しくなる時代を迎え、2004年から石川新社長は営業の舞台に身を移していく。
 「活動していた範囲も、これまでの地元、静岡だけでなく、他府県にも足を伸ばして、受注活動を強化していくことになった。ユーザーでは金型関連が多く、品質ありき、の一般ニーズへの対応として、被削材の加工環境をよく知り、刃型を変え、コーティングにも一工夫加えていくことで、評価を得ていく努力をしていった」。
 時代は次第にグローバル化の波に洗われ、客先が海外シフトを強めていく。
 「リーマンショック前辺りから、特殊工具製造への需要が拡大していき、当初の、たとえば、スクエアのサイズ違いへの要望から、段付き、総型といったニーズが拡大していくようになり、再研磨業から徐々に製造の『顔』が大きくなっていった」。
 活動範囲も広がり、今では、長野、山梨、静岡、神奈川、東京の各エリアから「再研磨・特殊工具」需要を汲みとり、具体化している。
 「言葉では簡単だが、困りごとにいかに対処するかに尽きる。納期短縮も常に心懸けている。再研磨は牧野、特殊モノ製造は、ワルター、ロロマチックが担う。工場の環境をいかに整えていくかも、技術力の一端だと考えている」。
 特に一昨年2月に導入したロロマチックの稼働によって「数がまとまる」調整が可能になったそうだ。
 「海外のフォローについては、わざわざ、空輸までして当社に対応を求めてくれるユーザー先がいる。リスクを考慮しながら、近い将来、進出も検討していきたい」。
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